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突発性難聴とは

突発性難聴とは、特別なきっかけもなく、あるとき突然に片方の耳が聞こえなくなる病気です。
医学が発達した現在でも原因がはっきりせず、これと言った確実な治療法のない難病とされています。

発症するタイミングとしては朝起きたとき、または電話中などに突然聞こえなくなります。また、聞こえなくなる前に耳鳴りが気になる人もいます。
聞こえなくなってからはフラフラやグルグルといった「めまい」や、補充現象と呼ばれる自分の声が反響するような症状や聞き間違いも現れます。

■突発性難聴の原因
突発性難聴は、急激に発症する感音性難聴のうち原因不明のものを指します。
一般的に有力とされている説としては、おたふくかぜ(ムンプス難聴)や「はしか」の後に高度難聴を引き起こすことからウイルス説が考えられています。
また、もう一つの説として内耳(ないじ)血管の出血や血栓、塞栓(そくせん)、圧変化などによる内耳循環障害説というものもあります。

遺伝性は無いとされていますが、似たような体質や性格を持つ家族が同じ環境で生活することにより家族で突発性難聴を発症することはあります。

■突発性難聴の状況
2001年の厚生省研究班調査では、2001年時点での日本国内の突発性難聴患者数は35,000人、1987年の調査と比較して約2倍以上の伸びを示しています。
突発性難聴が完全に回復するのは発症者の3分の1程度とされ、発症後4ヶ月で聴力固定、つまり治らなくなるといわれています。

剛鍼灸院グループでは、突発性難聴を発症し3ヶ月以上病院での治療をした後に来院される患者さんが大半を占めます。
もちろん発症から1日でも早く治療すれば完治しやすいのですが、3ヶ月、4ヶ月と経過してからでも回復する可能性が充分にあります。

100%確実に回復するとは申し上げられませんが、たとえ完治しなくとも回復する見込みがあるのなら、鍼灸治療を試してみる意義があると考えています。
  難聴の年間発症者数推移
*1987年から2001年までの人数は財団法人 難病医学研究財団/難病情報センター調べより抜粋。
2010年は過去の増加率から計算した予想値です。