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痒くて我慢できない寒冷蕁麻疹の治療

寒冷蕁麻疹の季節になりました。

寒冷蕁麻疹とは、気温が下がり、体が寒さに対応できないときにあらわれやすいアレルギー、物理性蕁麻疹の一種です。

寒冷蕁麻疹は

  • 疲れが溜まっている時
  • 夜勤や夜ふかしがある時
  • 体が冷えている時
に発症しやすい傾向にあります。

初めは蚊に刺されたような小さな発疹に気が付きます。

その後、痒くて掻いているうちにミミズ腫れのように熱をもって腫れてきます。

掻けば掻くほど全身に広がってきますよ。


↑↑上の写真は正に絶頂期?の蕁麻疹の様子(足)。
周りの人からは「どうしたの?」と声をかけられるかもしれませんね。



↑↑この写真は掻きむしる前に広がってきた様子です。
すでに蚊に刺されたとは言えない状態です。


腕はどうなっているのかというと



↑↑わかりやすく蚊?ダニ?と言わんばかりの蕁麻疹が出始めの様子。

この状態から、痒くて我慢できずに掻きむしっていると




↑↑ミミズ腫れを通り越した状態に変化します。
(腕の左右を写真を間違えてしまいました)


一般的に蕁麻疹の治療法は、花粉症と同じです。

治療は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服です。

腫れやかゆみが強くてガマンできない場合は、併用してステロイド外用剤を使用します。
 

寒冷蕁麻疹は、患者さんによっては長期間続いてしまうことがあります。

そんな時は鍼灸治療が活躍してくれます。

鍼灸治療では、急激な気温の変化に対応できない状態の体調、体質を改善します。
「今我慢できないくらい痒い!!」という症状をその場で楽にすることもできます。

実際の治療数日後の写真は↓↓↓



痒みもなく、きれいなお肌に戻っていきますよ。

痒くてどうにもならない寒冷蕁麻疹
何ヶ月も治らない寒冷蕁麻疹

もちろん

その他の蕁麻疹にも鍼灸治療をお試しください。


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