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専門外来のご案内 : 逆子

目次

逆子体操で治らない時の逆子治療

「妊娠28週で逆子と診断されました」
「お腹の張り止めをもらったけど、動悸がするだけで治らないんです」
「妊娠8ヶ月、逆子体操しても治らなくて...」
「帝王切開は絶対イヤ!!」
「逆子の外回転術は恐くて」

このようなお悩みをお持ちの妊婦さんはいらっしゃいませんか?

妊娠8ヶ月前後で逆子がわかることはよくあります。
早期の赤ちゃんは逆子体操や張り止めの薬で治ることはありますが、30週を過ぎると自然に戻ることはまずありません。

逆子の治療は昔からやっていましたが、近年、釈由美子さん、大島美幸さん、山本モナさんをはじめ、著名人の方も逆子をお灸で治したことを報告したことで逆子に対する鍼灸治療が認知されてきました。

妊娠7ヶ月(妊娠24週〜妊娠27週)服の上からのお腹

妊娠7ヶ月(妊娠24週〜妊娠27週)のお腹

逆子が治らない原因として、

  • 冷え性や緊張感からお腹の張りが強い
  • 一人目の赤ちゃんで子宮が硬い
  • 子宮の奇形(双角双頚子宮、双角単頚子宮、単角子宮など)
  • 子宮筋腫
  • 卵巣嚢腫
  • 前置胎盤や低置胎盤
  • 羊水の量が異常に多かったり少なかったりする羊水過多・過少
  • 水頭症
  • 多胎妊娠(双子や三つ子)
  • 臍帯が赤ちゃんに巻いている

などがあります。そして、その時のお腹は赤ちゃんにとって居心地の悪い状態なのです。

最近では、お腹の張りの原因となることから逆子体操をすすめない産婦人科も増えてきている現実もあります。

ではなぜ逆子は良くないのか?

それは、逆子が赤ちゃんとお母さんの危険信号だからです。
お腹の状態がよくないから、赤ちゃんに危険が及ぶ恐れがあるから、赤ちゃんは、逆子の位置にいるのです。
逆子のまま出産を迎えると、赤ちゃんの足のつま先や膝、つまり小さくてとがった部分で子宮口付近を圧迫しやすく、破水しやすいリスクがあります。
また、お腹も張りやすくなります。

一番大きい頭の部分が最後に出てくるので頭蓋内出血や新生児仮死の危険性が高くなります。
その際に、頭と産道で臍帯を挟んでしまい、酸素不足になりやすいために、頭の娩出に時間がかかると新生児の状態が悪くなってしまう、脳が酸欠状態になり、発達障害の危険性があるからです。

また、胎児の腕や肩が出てくるときに、鎖骨や上腕骨などの骨折、肩や腕、手指の神経マヒをおこしてしまう危険性も高くなります。

そんな逆子の状態を改善するために鍼灸治療が必要となります。
逆子体操でも、張り止めの薬でも、外回転術でもリスクが大きいです。
その点、鍼灸治療なら、安全に、安心して逆子を改善し、正常な体位に戻す可能性が高い治療法となります。
そして、近年問題となっている切迫早産の可能性も鍼灸治療なら改善できるとの研究結果もでてきています。

妊娠8ヶ月(妊娠28週)のお腹

妊娠8ヶ月(妊娠28週)の赤ちゃんの位置

※妊娠8ヶ月の逆子のお腹です。逆子の治療で赤ちゃんの位置が横位(横子)になっています。

逆子の治療方法

逆子の治療方法

「逆子治療には鍼灸(しんきゅう)が効果的」と聞いたことはありませんか?
そうです、逆子には鍼灸(しんきゅう)が効果的なんです!

逆子の治療で使うツボは、三陰交(さんいんこう)という「内くるぶしの少し上」にあるツボと、至陰(しいん)という「足の小指の爪の外側」にあるツボを使用します。

三陰交(さんいんこう):お腹の張りをとるツボ

至陰(しいん):お腹にいる赤ちゃんを回すツボ

鍼灸治療で逆子が治る確率は、妊娠8ヶ月目で90%、9ヶ月で80%、10ヶ月で74%が、およその目安になります。

赤ちゃんには、とにかく時間がありません!

悩んでいる間にも赤ちゃんはどんどんと成長し、予定日前(妊娠37〜38週目頃)に帝王切開をしなければならなくなってしまいます。
しかし、当日の術前検診で治るケースも何度かありました。逆子治療のタイムリミットは帝王切開当日ということです。
帝王切開を決断する前に、赤ちゃんのためにも、そしてご自身の体のためにも、あきらめず、鍼灸の逆子治療を試してみませんか?

妊娠28週で逆子と診断された患者さん

左から 妊娠7ヶ月 → 妊娠8ヶ月 → 妊娠9ヶ月

妊娠28週で逆子、体操して直らなかった患者さん

左から 妊娠7ヶ月 → 妊娠8ヶ月 → 妊娠9ヶ月

逆子でお悩みの方は、お電話での相談だけでも結構ですので各治療院までぜひお気軽にお問い合わせください。
また、剛鍼灸院グループではメールによる逆子の相談も承っております。
日中に時間が取れずに電話による相談が難しい方も、ぜひお気軽にメールにてご相談下さい!

逆子治療をする前に

逆子を治療するうえで大事なことは、母子ともに安全に出産を終えることが大前提となります。そのため、事前に母子の状態を把握するうえでも早産・切迫早産について正しい知識が必要となります。

早産・切迫早産について

日本では妊娠22週0日〜妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。妊娠22週未満の出産は流産といい、早産とは区別されます。切迫早産とはその間に生まれてしまいそうになることを言います。
早産になるのは全妊娠中の約5%です。妊娠22週以降であればほとんどの場合赤ちゃんは無事元気に育ちますが、正期産まで1日でも長くママのお腹の中で育つのが1番なので、早産の兆候を見逃さないようにしましょう。

切迫早産・早産の原因

流産は赤ちゃん側の原因で起こることが多いですが、早産は妊婦さん側の原因で起こることが多いです。
早産の原因はいくつかあり病的な要因として主なものは子宮筋腫、前置胎盤、子宮の奇形、子宮頚管無力症、妊娠中の高血圧などがあります。
病的以外の主な原因としてはストレスや感染症などがあります。

妊娠中の性交渉、膀胱炎などから細菌やウイルスに感染し、子宮にまで達すると子宮収縮が起こり早産になるケースが多いです。
そのため、とくに妊娠中の性行為は膣炎・子宮頚管炎の原因となり、また絨毛膜羊膜炎を引き起こすと指摘され、細菌性膣炎のある女性では24〜37週に早産する率が2.8倍。
特に妊娠16週以内に細菌性膣炎のある女性では早産する率が5.5倍という報告があり、最近の調査では、約30%の妊婦が細菌性腟症であることが判ってきています。

また、内診や体外受精の際に感染症を引き起こす場合もありますので注意が必要です。
最近では妊娠中も仕事を続ける人が多く、仕事での疲れなどが原因で子宮収縮が起こりやすくなり、早産の原因になることもあります。
過度のショックや不安などがストレスとなり、早産を引き起こすこともあるので、安定期に入ったからと安心せず、うまくストレス発散させ疲れたら横になるようにして、無理のない生活を心がけましょう。

また、家族の方々も妊婦さんにストレスがかからないよう十分注意してください。
そのほかに転倒や交通事故などの外傷やたばこの喫煙、多胎妊娠なども早産の原因になります。

切迫早産・早産の兆候

お腹の張り、お腹の痛み、出血、破水などが主な兆候です。
張りがなくても破水や出血することもあります。少量の破水でも早産になってしまうこともあるので、おりものが生臭いときや、水っぽいとき、出血があるとき、止まらないときなどいつもと様子が違ったら、すぐに動かず、横になってください。そして、状態を確認して対処法を指示しますので連絡してください。
破水した時は細菌感染の恐れがあるので、お風呂やシャワーは控えましょう。
早産の兆候は上記の他に背中や腰の痛み、胎動の減少などの症状があります。いつもの様子がおかしいなと感じたら連絡してください。

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