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2014/8/24 顔面神経麻痺のセミナーをおこないました


2014年8月24日
NPO全国鍼灸マッサージ協会兵庫支部にて 
剛鍼灸院 院長:岩ヶ谷 広晃がハント症候群やベル麻痺まど、顔面神経麻痺に関する基礎知識と鍼灸治療の講義をしました。



耳鼻科領域の疾患は、突発性難聴、メニエール病など、耳鳴り、めまい、難聴が現れるものだけではなく、顔面神経領域も含まれます。 

顔面神経麻痺は世界的にも研究が進められているところで、米国神経学会(AAN)は、2014年12月17日付Neurology誌で、18歳以上の13万6704人を片頭痛の有無でグループ分けし、平均で3年間追跡した結果、、ベル麻痺と診断されたのは片頭痛あり群では671人、片頭痛なし群で365人と発症リスクは片頭痛あり群で約2倍、片頭痛によって顔面麻痺の一種となるベル麻痺の発症リスクが増大することを示す研究結果を紹介しました。 

講義では、顔面神経に関係する解剖学、その中でも骨格筋と表情筋の違いや、新しく公開された顔面神経麻痺のガイドラインと、鍼灸治療の立ち位置を解説。 
そして、鍼灸院での臨床経験をふまえて実際の症状から、鑑別方法と、医療機関での治療法、予後の推定や注意点、発症からの経過、重症度による違いを柳原40点法の検査を実際に行いながら解説しました。


 

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