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医療系セミナー : 2009年11月

2009/11/15 アカデミーにて潰瘍性大腸炎に対する講義、治療の実演をしました。

2009年11月15日

NPO全国鍼灸マッサージ協会が主催する

東洋医療臨床技術大学校アカデミーにて剛鍼灸院 主任 大野朗が講義をしました。

消化器疾患、特に潰瘍性大腸炎や放射線治療による腸炎、便秘など、頑固な症状を専門に治療をおこなっている経験を生かし、基礎解剖学、病理学から臨床での治療方法、診断に対しての注意点などを講義、実技指導しました。



潰瘍性大腸炎やアレルギーなど自己免疫にも関わる病気、症状には鍼灸治療が大変効果的です。

鍼灸治療をおこなうことで、副作用が強い「ステロイド」の名で知られているホルモン剤の使用量軽減や、使用停止が可能となります。

実技では、鍼灸治療をすることで、その場で腸が動き始める様子を再現、また、治療方法を見るだけでなく、手で触れながら実感してもらいました。


 

2009/11/7 死の臨床研究会にて鍼灸業界で初めて鍼の発表をしました。


2009年11月7日

名古屋国際会議場にて開催された日本死の臨床研究会 年次大会 において剛鍼灸院 院長 齋藤剛康が鍼灸業界で初めて鍼灸についての発表をおこまいました。

鍼灸の歴史、ツボや経絡(けいらく)とはどのようなものか説明しました。
そして、肝心の「ホスピス」と「鍼灸」の関係についてを講演。末期癌などが原因で終末期を迎える患者さんにとって、鍼灸の果たす役割について、鍼灸の可能性について講演しました。



鍼灸治療は単なる肩こり、腰痛、神経痛の軽減だけではありません。癌の進行を遅らせること、癌による痛みを軽減させること、癌による腹水を少なくしてあげることなどが可能となります。

鍼灸師にとって、医師、看護師など医療現場携わる人たちに鍼灸の可能性を正しく理解していただくことが課題となります。



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