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ブログ : 突発性難聴: 2022年11月

低音難聴にご用心! 低音障害型感音性難聴の治療法

低音障害型感音性難聴という病気を
聞いたことはありますか?
 
急に聞こえなくなることから
急性低音障害型感音難聴とも呼ばれます
 
この病気は
内耳の異常により発症します
蝸牛型メニエールとも呼ばれ
めまいを伴わないメニエール病との認識もあります
 
20~40代女性に多く
初期症状は
耳鳴りや耳のつまりがあらわれます
 
その他の特徴としては

・なんとなく聞き取りづらい
・複数人、騒がしいところでの会話が分かりにくい
・離れたところからの呼びかけに気づかない
・低音の耳鳴り
・耳に水が入っているように感じる

などがあります
 
 
低音障害型感音性難聴は
低音域のみ聞こえにくくなり
難聴のレベルも軽度のため
対面での日常会話には大きな影響がなく
発症していることに気づかないケースも
多いです
 
また再発も繰り返すため
症状がなくなったから治ったと思い
治療をせず放っておくと
症状がどんどん悪化してしまいます
 
 
発症の原因は
睡眠不足・ストレス・慢性的な疲れから
自律神経が乱れ体の緊張が強くなり
内耳の異常に繋がることから
 
受験や期末試験など試験勉強の後に
発症する学生さんも多く見られます
 
近年では
新型コロナウイルスの影響で生活スタイルが変化したことで
発症する方も急増しています
 
 
低音障害型感音性難聴は
ステロイド治療が第一選択なのですが
 
耳の構造上
ステロイドが効きにくく
なかなか思うように回復する人は少ないです
 
そんな時効果を発揮するのが
難聴専門の鍼灸治療です
 
鍼灸治療には
 
・自律神経を整えストレスを緩和
・血行の改善
・自己免疫力の向上
 
の効果があり
その結果として
障害部位の内耳に作用して
難聴を改善することができます
 
低音障害型感音難聴でお悩みの方
再発を繰り返している方
 
お早めにご相談ください


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