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症状別Q&A 3ページ目

何で便秘になるのですか?

最も多く考えられる原因は「食事内容」にあります。

朝ごはんをちゃんと食べていますか?
穀物(食物繊維)・野菜・果物の摂取量は不足していませんか?
水分は十分に補給していますか?

また、排便を我慢することで便秘になることもあります。
排便を我慢するのは、肛門痛や下血を怖がっている時や、排便トレーニングを行っている時、小学校へ行きだしてトイレで排便が出来ない時などが考えられます。

もともと子供は感受性が豊かなため、親戚に会った、クラスが変わったなどちょっとした環境の変化が精神的ストレスとなり、結果として便秘になってしまいます。
また、普段から神経質な子は毎日がその連続になるため、より便秘がちになります。

その他、塾や長時間のテレビゲームなど運動不足によって腸の動きが悪化し、便秘になることも考えられます。
また、小児の腸は大人に比べまっすぐであり、一度便が詰まるとそれ以後も詰まりやすくなるため、結果として便秘を引き起こしやすくなります。

難聴になってからプールに入っても構いませんか?

海やプールでの水泳は特に問題ありません。ただし、注意事項が二点あります。
一点目は、水泳の後に耳の中に水を残さないこと。そして、二点目は水泳後の耳掃除の際に耳の中を深く、強く擦りすぎないことです。

注意事項さえ守れば、難聴治療中だからといって水泳を控える理由はありません。 健康のためにも、できるだけ運動をするようにしましょう!

難聴になった子供の家庭での注意点はありますか?

大人も子供も一緒ですが、規則正しい生活を送ることです。
特に夜更かしは難聴の大敵です。十分な睡眠をとることで体は回復しようと働いてくれます。
また、ストレスを溜めない、発散することも重要な注意点となります。 子供の精神的な異変に気づいたらそれとなく話を聞いてください。

子供の難聴にはどんな治療をしますか?

子供の難聴の治療は、ほとんどが刺さない、軽く皮膚のツボに触れる鍼を使用する治療法です。大人と違い、子供は感受性が豊かです。この程度の刺激で十分効果があります。 小児はりをしている時は、くすぐったくて笑っているお子さんや眠ってしまうお子さんばかりですよ。ご安心ください。


子供の鍼の写真


子供の鍼治療風景

子供のムンプス難聴は鍼で治りますか?

当院には、おたふくかぜをひいたあとにムンプス難聴になり来院される患者さんはたくさんいます。
ムンプス難聴は、かなり高度の難聴になっている場合が多く、完治は難しいものです。
ただ、完治はできなくても、少しずつ症状の変化が出る時もあります。それは数か月後であったり、数年後にみられるときもあります。
子供が成長期であること、そして、感受性豊かな子供を普段から治療、管理することで回復の可能性は出てきます。過剰の期待はさせたくありませんが、お子さんの将来を考えたときに、後悔しないよう、今できることはおこないたいと思っています。

子供の難聴は鍼で治りますか?

もちろん効果はあります。問題なのは、小さいお子さんほど、自分も親も難聴になったことに気が付かないことがあり、期間がたってから健康診断などでようやく発見することです。 この場合、発症からかなり時間が経過しているため、治療効果が期待できなくなる場合もあります。どんな病気にも言えることですが、早期発見、早期治療が望ましいです。

子供の難聴にはどんな検査をしますか?

難聴の検査でまずおこなうのが聴力検査です。この検査で、どの程度まで聞こえるのか確認します。また、原因部分を特定するため、CTやMRIで頭の中に腫瘍や、異常がないか確認します。そして、鼓膜の動きが正常かどうかの確認もするときもあります。

子供の聴力検査には問題もあります。それは、子供が幼すぎて検査ができない場合、または、遊んでしまい正しい判断をしてくれない場合があります、そのため、脳波で聴力を調べて正しい反応を確認することもあります。
この検査は、聴力検査同様にヘッドホンを耳につけ、頭に張り付けた電極で脳波の反応を確認します。痛くもなく、理性関係なく生理的に脳が反応しているかどうか確認できるため、幼い子供ほど検査で使用する方法です。

子供の難聴の原因はなんですか?

子供は大人以上に純粋で感受性が豊かです。そのため、席替え、クラス替え、受験、転校など、環境の変化に精神的ストレスを感じてしまい発症することがあります。
また、時々あるのがこれらがなくても聞こえに関係する血管の循環障害、運動などで急激に血圧が上がり、聞こえに関係する部分につながる細い血管が切れてしまう、または虚血状態に陥って発症するケースがあります。

子供でも難聴になりますか?

最近では子供の難聴も増加傾向にあります。子供の場合、子供自身も、親も難聴になったことに気が付かないことがありますので注意が必要となります。

小児喘息(ぜんそく)に効くツボはありますか?

はい、背中に肺兪(はいゆ)という代表的なツボなどがあります。

他にも肺や気管支など呼吸器に関するツボがたくさんありますので、それらをお子さんの症状に合わせて選択し治療すると、治療中から次第にぜんそく発作が治まります。

また、治療を続けると発作の頻度がぐんと減りますので、日頃から健康な体作りのために小児はりをしている子供さんが多いです。
喘息(ぜんそく)は気圧の変化が激しい春先に発作が起きやすいため、3月くらいから予防のための治療をしておけば、この時期の発作をかなり押さえることができます。




胸側・背中側の写真で、それぞれ赤く囲っている部分が赤ちゃんの気管支を拡げてくれるツボです

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