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症状別Q&A 7ページ目

鍼は痛そうで怖いです

当院の鍼は、髪の毛よりも細い0.1㎜ほどの太さのものを主に使用しています。アレルギーを起こしにくいステンレス製で、すべて注射針と同じように滅菌処理された個包装のディスポーザブル(使い捨て)です。

鍼は非常に細いため、刺したときに痛みを感じることはほとんどありませんし、安心して治療を受けていただけるよう、私たち鍼灸師も痛みの出ないような手技を心がけています。

鍼を刺すと血がたくさん出るのでは?と心配される方もいるかもしれませんが、そんなことはありません!細くてしなやかな日本製の鍼は、血管を傷つけにくく、出血のリスクを最小限に抑えます。身体が弱っている時などには少量の出血や内出血が起こることがありますが、すぐに落ち着くものばかりです。
 
子どもや刺激に敏感な方には、皮膚に直接刺さない「小児はり」があります。
小児はりは、皮膚の上からツボを押したりさすったりする、より柔らかい刺激の鍼です。刺さない鍼であっても、しっかりとした治療効果が出ますから「刺す鍼をするのはちょっと怖い」と感じている方もお気軽にご相談ください。

お灸はヤケドしませんか?

お灸とは身体にあるツボにヨモギの葉を精製して作ったもぐさを直接または間接的に当て、温熱刺激を利用して病の予防や治療をおこないます。
もぐさはハーブの女王と呼ばれており殺菌、解毒作用、保温効果、温熱効果と共にもぐさの持つ精油成分「シネオール」という物質が皮膚から浸透し血液中の白血球を増加させ免疫力を高めます。
 
当院で使用しているお灸は間接灸といって火種が直接肌に触れない形をしており、温度は40度前後のため火傷の心配はなく、気持ちよく受けていただけます。
子どもや皮膚が弱くなっている妊婦さんには、より優しい温かさの直接皮膚に当てないお灸を使用することが多いです。

女性専門の鍼灸治療って何ができるの?

女性の体は、生理・妊娠・育児・更年期などライフステージによってホルモンの影響を大きく受け体が変わり、悩みが大きく変化をしていきます。そんな女性の一生に寄り添うための鍼灸治療が「レディース鍼灸」です。
 
レディース鍼灸さいとうは「女性と小児のための鍼灸院」として、女性が気軽に悩みを打ち明けられるような女性鍼灸師が常駐しています。院内の設備は女性が安心して過ごしていただけるような空間を意識しており、子連れでも気軽にご来院いただけるよう配慮をしています。また、当院グループでも女性疾患には対応しているため、女性鍼灸師勤務日または男性鍼灸師でもいいという患者さんはお気軽にご来院ください。

未病って病気にならないこと?

未病(みびょう)は、東洋医学で使われる概念で、病気の発症前の状態や健康の前段階をいいます。文字通りに解釈すると、「まだ病気ではないが、未来において病気になる可能性がある状態」という意味です。

東洋医学では、人間の身体や心は、健康である場合でも微妙なバランスが保たれていると考えられており、このバランスが崩れることで、身体や心に不調や症状が現れるとされています。

未病の状態では、まだ明確な症状は現れていませんが、身体や心の小さな変化や不調が見え始めるので、この段階で治療をしてバランスを整えておけば病気になる前に予防ができたという事になります。
未病の概念は、東洋医学から生まれたものですが、現代の医学や健康管理にも通じるところが多くあります。

同じ不調ばかり繰り返しますが、体質改善したら良くなりますか?

鍼灸治療の原則に標治(ひょうち)と本治(ほんち)という言葉があります。
東洋医学で使われる言葉ですので、あまり耳にしたことがないかもしれません。
分かりやすく言うと、病気の原因を「本」、それによって引き起こされる症状を「標」と言います。
本治はその病気になっている原因を体質から治す治療、標治は出ている症状を良くする治療です。
どちらも治さなければいけないものですよね。

この治療の考え方は草取りと同じで、草取りの時に草の根っこを抜かなければ、しばらくして再び生えてきます。
反対に草の部分が大きくなりすぎて作業しづらい時は草の部分を刈ってから根を引き抜く方がスムーズに進む場合もあります。
この形を医療に当てはめると、西洋医学は対症療法(標治)が多く、鍼灸治療は対症療法(標治)だけでなく病気に陥ってしまった原因に対処すること(本治)も得意です。
 
風邪を例に出すと
西洋医学:咳や熱などの出ている症状を薬で抑え、体が回復するのを待つ→標治
東洋医学:鍼灸治療をして風邪症状の標治だけでなく、風邪を引くほど弱ってしまった身体を回復させて病気に打ち勝つ身体にすること→本治
というように鍼灸治療には標治と本治双方に期待できます。
鍼灸は昔から人々が持つ自然治癒力を高めて自分の身体を自分自身で治す手助けをしているのです。
 

鍼灸院は整体や接骨院とは何が違うの?

整体は医療系の資格を持っておらず、保健所に登録していない方がおこなっているものです。 接骨院は打撲や捻挫や骨折など、けがの治療をする資格で病気の治療ではありません。 一方、鍼灸は体の表面から内部まで、自然治癒力を引き出して病気の治療をする資格です。

夜中にぎっくり腰になりました。治療してもらえますか?

夜間や休日にぎっくり腰やめまい、ぜんそくなど急な症状が現れたときでも緊急連絡先にご連絡いただければ、対応することもできます。

豊川、蒲郡、新城、豊橋、豊田、岡崎、田原の地域で対応しております。患者さんの症状が動くことができない状態であれば往診でも対応しています。治療の際は休日料金や往診料金が別途かかります。

鍼灸院にお得な割引などはありますか?

当院はリラクゼーションと違い保健所登録をしている治療目的の鍼灸院です。そのため回数券、及び割引クーポン券は、法律上禁止されているため取り扱っておりません。

鍼灸院でサプリメントは販売していますか?

サプリメントや健康器具などの販売はしておりません。

逆子に効く鍼灸治療はありますか?


当院グループは、平成元年より婦人科領域の専門治療をおこなっています。
もちろん、逆子のお悩みに対応しています。
逆子の治療には、一定年数逆子を含めた妊婦さんの治療を経験した専門の鍼灸師が対応させていただきます。

逆子に対する鍼灸治療は、まずお腹の状態(赤ちゃん)がどんな向きにいるのか、羊水の量が安定しているのか、お腹の張りが強くないのかなどしっかり鍼灸治療に必要な診断をしてから状態と治療方針をご説明してから治療にはいります。

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