HOME > ブログ > 10ページ目

ブログ 10ページ目

逆子でお悩みの妊婦さんへ

最近 逆子でお悩みのご相談がまた増えてきました

そのため 逆子に関するQ&Aをご紹介します

妊娠28週くらいから逆子がみつかり
逆子体操しても治らないのは当たり前


まずはお母さんのお腹のを
赤ちゃんにとって
居心地のいい状態にしないといけません


↑写真は妊娠28週の逆子のお腹↑


Q.逆子に鍼灸が効くと知ったのですが、お腹の赤ちゃんに鍼をするのですか?

鍼灸の逆子治療は、主にお母さんの足首にあるお腹を柔らかくする「三陰交(さんいんこう)」というツボや、足先にあり、お灸をすると赤ちゃんが動く「至陰(しいん)」というツボを使います。

お腹を触って赤ちゃんの頭や足などの位置を確認することはありますが、赤ちゃんに直接鍼をすることはありませんので、ご安心ください。



Q.現在妊娠8か月、逆子と診断されました。産婦人科ではどんな治療をしますか?

産婦人科での逆子の治療は、お腹(子宮)の張り止めの薬、逆子体操、外回転術などがあります。
患者さんの状態や医師の治療方針によってそれぞれ異なることがあります。
治療方針によって、逆子のまま分娩や帝王切開をするケースもあります。
現在、通院している産婦人科の医師にどのように治療するのか聞いてみるのもいいと思います。

Q.逆子をなおす方法にはどんなものがありますか?

逆子の治療は一般的に逆子体操、外回転術、鍼灸、カイロプラクティックなどがあります。
カイロプラクティックに関しては整体、エステの店などでおこなう、産婦人科の医師、鍼灸師など国家資格を所有する治療家以外の施術は危険ですので避けてください。


Q.逆子をなおす方法にはどんなものがありますか?

逆子の治療は一般的に逆子体操、外回転術、鍼灸、カイロプラクティックなどがあります。
カイロプラクティックに関しては整体、エステの店などでおこなう、産婦人科の医師、鍼灸師など国家資格を所有する治療家以外の施術は危険ですので避けてください。

Q.逆子体操とはどのようなものですか?

逆子体操には2種類あり、どちらもお尻を高く上げることで赤ちゃんを骨盤から離し、回転させやすくする方法です。
基本的には夜寝る前におこないます。

逆子体操その①【胸膝法】
うつ伏せの状態から両膝をついてお尻をできるだけ高く持ち上げます。15〜20分続けたらそのまま横向きになって寝ます。

逆子体操その②【ブリッジ法】
仰向けになって寝て、お尻が30cmくらいの高さに上がるようお尻の下に座布団やバスタオルを敷きます。
この動作を1回10分、1日2回おこないます。

Q.逆子体操のデメリットはありますか?

逆子体操は本来、お腹の張りがない状態で行わないといけません。お腹の張りがあるうちに逆子体操をしてしまうとかえってお腹の張りが強くなってしまいますので注意が必要です。
そのため、産婦人科では張り止めのお薬も処方されやすいのですが、このお薬は動悸がするなどの副作用が出やすく、お腹の張りに対してはそこまでの効果が出ない場合があります。
お腹の張りがあるうちに逆子体操をしてしまうとかえってお腹の張りが強くなってしまいますので注意が必要です。
また、台所などの立ち仕事、長く歩くこと、足、腰を冷やすこともお腹の張りの原因になりますのでご注意ください。


Q.外回転術とはどんなものですか?

逆子の治療でおこなう外回転術とは、医師がお腹を触り手で逆子を正常な場所まで動かすことをいいます。
外回転術は、術前から持続的に点滴で多量の張り止めを投与します。
術中は胎児の心音とエコーで赤ちゃんの位置を確認しながらおこないます。


Q.外回転術の危険性はありますか?

外回転術は、臍帯(へその緒)が赤ちゃんの首に絡まっていたり、何らかの理由で危険があるときにはおこなえません。
また、術中に胎児の負担が大きくなり、状態によっては緊急帝王切開になる場合もあるようです。
術後に臍帯が絡まって結節(結び目)ができたり、胎盤早期剥離など赤ちゃんの命にかかわることもあります。
外回転術をおこない、治ったとしても、お母さんのお腹の状態がよくないと、また逆子に戻ってしまうケースもあります。
いずれにしてもお母さん、赤ちゃんには負担がかかります。おこなう場合は医師と相談してください。


Q.逆子の鍼灸治療では副作用や危険性はないのですか?

逆子に対する鍼灸治療は、お母さんの体を赤ちゃんがしっかりと育つお母さんらしい体に整えます。
薬を使ったり、無理に赤ちゃんを回すことはないので副作用、危険性は全くありません。
鍼灸治療を行うことで、逆子になっている赤ちゃんが自然と正しい位置に移動してくれます。
近年では、妊婦さんに対しておこなう鍼灸治療によって、切迫流産や切迫早産の危険性を回避するといった研究論文も出ています。妊娠中に鍼灸治療をいて体調を整えるだけで安産の治療にもつながります。


Q.逆子体操をしても苦しいだけで赤ちゃんは元に戻ってくれません。鍼でなおりますか?

妊婦さんは、動くとお腹が張ります。そのため、状態、体操の方法によっては逆子体操をしてもお腹が張ってかえって苦しくなってしまいます。
最近では、お腹の張りの原因になることから逆子体操をすすめない産婦人科も増えてきている現実もあります。


鍼灸治療の場合、お母さんの状態に合わせて無理なく逆子を正しい状態に戻るよう促すことができます。また、治療中も無理な体勢をとらずにリラックスできます。
鍼灸治療はお母さんにとっても赤ちゃんにとっても効果的な治療法です。
最近の研究結果では、鍼灸治療をすることで、逆子やお腹の張りからくる切迫早産の危険性を改善できるとの報告もあがっています。
鍼灸治療で、安全に、安心して出産を迎えましょう!


Q.一人目も逆子で、今回(二人目)も逆子です。どうして逆子になるのでしょうか?

逆子が治らない原因として、
・冷え性や緊張感からお腹の張りが強い
・一人目の赤ちゃんで子宮が硬い
・子宮の奇形
・子宮筋腫
・卵巣嚢腫
・前置胎盤や低置胎盤
・羊水の量が異常に多かったり少なかったりする羊水過多・過少
・臍帯が赤ちゃんに巻いている

などがあります。そして、その時のお腹は赤ちゃんにとって居心地の悪い状態なのです。

逆子は赤ちゃんとお母さんからの危険信号なんです。


Q.どのくらいの確率で治りますか?

だいたいの目安で言うと、7ヶ月で95%、8ヶ月で90%、9ヶ月で80%、10ヶ月で74%といったところです。

また逆子の治療には、母体が冷えていたり、お腹の張りが強いかどうかも深く関わっています。
加えて、赤ちゃんが大きくなるとだんだんお腹の中で動けるスペースがなくなるため、治療が難しくなります。
逆子とわかったら早めに治療し、安心して出産を迎えましょう!

Q.羊水の量は、逆子とどう関係するのですか?

羊水が多めだと赤ちゃんが動きやすいので、逆子治療で頭が下になってもまた元に戻ってしまうことがあります。

そのため鍼灸治療では逆子が治っても、逆子にならないように子宮をいい状態で維持させること、そして安全に、健康に出産することが可能となり、大切なことです。

反対に、羊水が少なめだと赤ちゃんが動きにくいので、治療に時間がかかることがあります。

しかし、他にも気になる症状(子宮筋腫がある、胎盤の位置が子宮口に近いなど)がなければ3〜5回くらいで治ることが多いです。
前述の矯正率とそう大差はありません。


Q.妊娠6ヶ月(妊娠20週〜妊娠23週):妊娠中期


妊娠6ヶ月(妊娠20週〜妊娠23週):妊娠中期のお腹です。

お腹の膨らみが少しわかるようになってきます。
今まで超音波診断(エコー)で自由に動いていた赤ちゃんが大きく成長するため全体像が見えにくくなってくる時期です。
この時期には頭と体のバランスが新生児と変わらなくなってきます。
身長は約30cm 体重約700g くらいとなります。


Q.妊娠7ヶ月(妊娠24週〜妊娠27週):妊娠後期


妊娠7ヶ月 (妊娠24週〜妊娠27週):妊娠後期

お腹の膨らみが服の上からでもだいぶわかるようになってきます。
妊娠7ヶ月目までは、羊水の中で頭が上になったり下になったり位置が移動します。妊娠後期になると子宮の中では赤ちゃんの位置が落ち着き始めます。
そのため、妊娠7ヶ月の時期ではまだ逆子と診断されるケースは少ないです。


Q.妊娠8ヶ月(妊娠28週〜妊娠31週)妊娠後期


妊娠8ヶ月(妊娠28週〜妊娠31週)、妊娠後期と呼ばれる時期です。

心臓や内臓などの器官はほぼ完成し頭が下の位置に下がりやすくなります。
まだこの時期ではお腹にスペースがあるため最も逆子がみつかりやすい時です。

この時期の逆子治療成功率は90%


Q.妊娠9ヶ月(妊娠32週〜妊娠35週)妊娠後期

妊娠9ヶ月(妊娠32週〜妊娠35週)妊娠後期です。
お腹の中で赤ちゃんの位置は定まってきます。
この時期の赤ちゃんは内蔵機能がほぼ完成しておりますが、体温調節など未熟な部分も残るので、37週0日まではお母さんのお腹で成長を続けるようにするのがいいといわれています。
この時期の当院での逆子治療成功率は80%、妊娠10ヶ月では74%程度、帝王切開当日、術前検診で治るケースも何度かありました。逆子治療のタイムリミットは帝王切開当日です。


Q.妊婦さんにとって大事なことって何ですか?

逆子治療などは妊婦さんにとって悩みの1つですが、一番大事なことがあります。
それは、無事に赤ちゃんを出産することです。

不妊治療の末、妊娠できても、気をつけないと流産する可能性があります。
妊娠したのにつわりがひどくて栄養失調になったり、が妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になることもあります。また、出産予定日なのに赤ちゃんがおりてこないで陣痛が始まらない人もいます。

妊娠して出産するまでの過程は様々なトラブル、困難がありますが、それらに打ち勝って初めて赤ちゃんと対面できる喜びは今までの苦労を吹き飛ばしてくれます。

極端にいえば逆子が治らなくても無事出産できれば逆子のまま生まれてきてもそれは安産です。
無事出産することを第一において逆子の治療に専念した方が逆子が治る確率もあがります。
不安なことはたくさんありますが、大きな心で赤ちゃんを迎える準備をしましょう。


 当院グループでは、鍼灸師に向けて逆子治療のセミナーもおこなっています。

このセミナーでは、逆子の基礎知識から、お腹の触診方法、妊娠周期、状態に合わせた治療方法の説明、実技指導をおこないます。同時に、妊娠中に見逃してはいけない兆候とその対処法も解説します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
逆子治療専門鍼灸院
剛鍼灸治療院
豊川市萩山町1-5
Tel:0533-84-5963
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ふたば助産院 健康育児セミナー


子どもが体調不良になった時の対処方法を知っていますか?
その季節に出やすい子どものトラブルに合わせて、ツボの紹介をします。
大人の方への季節に合わせたツボも紹介します。
 
 
 
 
 
第1回
5/20(月)
健康増進・かんしゃくイライラ
 
 
第2回
7/22(月)
夏バテ・アトピー
冷え性
 
 
第3回
9/9(月)
せき・便秘
頭痛
 
 
第4回
11/18(月)
風邪予防・夜泣き
胃もたれ
 
 
第5回
1/20(月)
胃腸風邪・発熱
肩こり
 
 
第6回
3/16(月)
寝付きが悪い
鼻水・鼻づまり
眼精疲労
 
 
 
 
場所
ふたば助産院 豊川
豊川市大堀町111-1
 
日時
2019年5/20・7/22・9/9・11/18
 
2020年1/20・3/16
 
AM10:00~11:30
 
定員:各回10組
 
参加費
ふたば助産院で出産された方
各回1000円
 
他院で出産された方
各回1500円
 
お茶・お菓子付き
 
予約方法
ふたば助産院 豊川
(090-2684-0383)に電話にて予約
 
講師:剛鍼灸院グループ 鍼灸師 富永理加

帯状疱疹と顔面神経麻痺

季節の変わり目で

意外と多いのが
「顔面神経麻痺」
という病気です

顔面神経とは名前の通り
「顔を動かす神経」です

そしてこの神経が
何らかの原因で傷つけられ

「顔が動かなくなる」

例えば

・眉毛が下がる
・目が閉じない
・口が閉じない
・口元が垂れる
・涙が出る
・麺をすすれない
・お茶を飲んでも口元からこぼれる

いわゆる麻痺の状態になるのが



『顔面神経麻痺」です



一般的に一番多いのは
片方の顔の表情や動きが作れなくなり
その原因となるのが
「ヘルペスウイルス」といわれています

ヘルペスとは
口元にできる痛いプツプツのもの
体の抵抗力が低下したとき
寝不足や不摂生が原因で

ウイスルが再増殖する性質があります

よくいう「口唇ヘルペス」です

その他に帯状疱疹で知られている

「帯状疱疹ウイルス」

これは年配の方にできやすく
脇腹などによくあらわれます

↑腰の帯状疱疹5日目

しかし極端な体力の消耗等で
20代でもあらわれることがあり

脇腹ではなく
耳の周りや顔に現れるときに
顔面神経に関係してきます

帯状疱疹はもともと
「水疱瘡」のウイスルで


ほとんどの方が経験しています

ただ

帯状疱疹として症状が現れるときは
強力なウイスルのため

顔面神経に関係したとき
顔面神経の構造上
深刻なダメージになることもあります

一番最悪になるケースは
特徴となる帯状疱疹の水疱が
あらわれない時

顔面神経麻痺があらわれたときに
軽い麻痺と勘違いして
顔の表情も耳の聞こえも
重症化して治らなくなることです

患者さんご自身が
顔の異変に気がついた時

あまりにも症状がひどいときは
水疱がなくても
帯状疱疹を疑って

1時間でも早く

ウイルスを抑える薬を使いながら
顔の麻痺や難聴
の治療をしなければなりません

ただし

この治療は

一番はじめから
専門の鍼灸治療が必要となります


写真は顔面神経麻痺に関係する
「ツボ」に鍼をしているところです

写真を見る限りでは
最近流行りの「美容鍼」
に見えてしまうかもしれませんが
全く違うもので
美容感覚の治療をしても治らないですし
逆にこわばってしまうこともあります

顔面神経麻痺の治療で
絶対に禁止されているものは
顔に対して
低周波の電気や電気鍼をすること

となっています


顔の動きに違和感を感じたときは
急いでご相談ください



やるべき治療
・病院で抗ウイルス薬をつかう

・専門の鍼灸院で治療する

・しっかりと休養をとる



禁止されてる治療
(治らない+違う後遺症が出る)
・顔に対して電気治療をする

・顔に電気鍼をする

・一生懸命動かすリハビリをする



◆◆当院が参加している関連学会◆◆

日本顔面神経学会
日本耳鼻咽喉科学会
日本小児耳鼻咽喉科学会


ホームページをリニューアルしました

ホームページをリニューアルしました。

今後とも剛鍼灸院グループを宜しくお願い申し上げます。

<<前のページへ12345678910

アーカイブ

TOP